咳に笑っちゃうほどよく効く 『玉ねぎマスク』
2014.09.07 Sunday
こんにちは。
管理栄養士の小町みち子です。
この夏は情けないことに、夏風邪をひいてしまいました。
その時、私をおおいに助けてくれた「玉ねぎマスク」を紹介します。
効 果:咳を抑え、喉の痛みを和らげる。
作り方:刻んだ玉ねぎを、ガーゼや爪楊枝で穴を開けたラップなどにくるみ、マスクの内側に入れる。
揮発成分を充分吸い込めるよう、水にさらしたり表面を拭いたりせず、切った玉ねぎをそのまま使うこと。
デメリット:目が痛い、臭いがある
今年ひいた風邪は、
発熱や副鼻腔の炎症もさることながら
特に咳が酷く、
連続して出るため呼吸困難になるほどでした
夜になると咳がいっそう激しく出て、眠れませんでした。
連日の不眠状態で、朦朧とした意識の中、
「そうだ、効くかどうか分からないけどネギを首に巻いて寝てみよう」と
思い立ちました。
おばあちゃんは、風邪をひいたらネギを巻いて寝なさいと言っていましたよね。
昔からよく言われていることなのに、
私は今まで試したことがありませんでした。
ふらつきながら台所に行ってみると、ネギの買い置きがない。
あぁ、がっかり
仕方がないので、
『たぶんネギの「硫化アリル」が効くんだと思うし』
と自分を納得させ、代わりにスライス玉ねぎを巻いてみることにしました。
すると
見事にす〜っとのどの痛みが和らぎました。
あまりの即効性にびっくり。
欲張りな私は、さらにマスクにみじん切り玉ねぎを仕込むことに。
すると、あの酷かった咳はすっかり消えてしまいました。
なにこれ、すごいすごい
注意点は、目の至近距離にみじん切り玉ねぎがあるので、
ものすごく目がしみて、痛いことです。
大量の涙を流すことになります。
目が痛いので、ぐっと目をつむって耐えているうちに
気づいたら朝
久々に熟睡していました。
そしてもう一つの注意点は、
朝起きると「う・・臭い」
私のように寝相が悪い方は、
枕元に玉ねぎが散らばって、
髪や顔周辺がにおいます。
それでも咳はピッタリ止まるので、
これは苦しい夜にはおすすめです。
玉ねぎを首に巻くときもマスクに仕込むときも、ガーゼにくるみます。
私は、日頃ぬか漬け用に使っている医療用ガーゼを使用しました。
そのため、香りはぬかと玉ねぎの相乗臭でした。
ネギ、玉ねぎ、しょうが、にんにくなどに含まれる『硫化アリル』は、
たいへん殺菌作用が強いので
風邪の時にそれらの料理を食べれば回復が早くなる、ということは
広く知られています。
これらの食材を、風邪除けとしてマスクに仕込む際には、
切り目をたくさん入れて、硫化アリルが揮発しやすくするといいでしょう
もし、風邪で喉を傷めてしまった時には
お試しあれ。
posted by: | ファミリー日記 (関係者もつらいよ!) | 12:52 | comments(0) | - |